卒業生からのメッセージ:「東京で働く卒業生を紹介」

秋月 美敏(卒業期:30期)/公務員

「同窓会はふるさとの発出所」

我がふるさと宇佐市・宇佐高校を離れて、35年が立ちます。考えて見ると生まれてこの方人生の3分の2を在京で過ごしたことになります。すっかり大分弁は消え、振る舞いだけは 在京人になりきっています。
このような状況下の中、一つの機会で在京宇佐高校同 窓会に出会いました。それぞれ生まれた時代も環境も違う先輩・後輩と、心のふるさとである「宇佐」を共有して、楽しくお付き 合いと活動をしています。
いつの時代もそうだと思いますが、誰でも一人では生 きて行けず、何か共有できる物を求めます。

大都会首都圏エリアに住むと、毎日の喧騒とした世界 で仕事に追われ、ふと心の場所を見失う時があります。
こんなとき同窓会は心のふるさと「宇佐」を感じさせ てくれ、また思い出させてくれ、次につながる活力を与えてくれます。

また、同窓会と言う組織で、それぞれ世代のコミニュケーションを図り、情報の発信・共有を取る事ができます。
退職までは数年ありますが、在京宇佐高校同窓会に参加して、ふるさと「宇佐」を糧に、今後とも有意義な時間を過ごして行きます。

田畑 至誠さん(卒業期:48期)/会社経営

「同窓会コミュニティは面白い! ~いろんな人脈があるよね~」

宇佐高校を卒業し、故郷を離れて20年近く経ち、仕事や生活のベースはすっかり東京エリアになっています。
このタイミングで在京宇佐会の理事に声がかかったのも何かの縁と思っています。
皆さんは、高校を卒業されてどんな人生を過ごされていますでしょうか?
ここからは、私の同窓会に対する考え方をお話しさせていただきます。

人生を楽しむためには、様々な切り口と引き出しを持ち、自分なりのアレンジを施して日常生活に応用していくことが必要だと私は考えています。切り口とは、様々な角度から物事を見ることが出来る視野の広さ。引き出しとは、日々直面する問題に対処する智慧や武器、また選択肢の多さ。

ところで、「同窓会」というキーワードで連想するものといえば、小中高大までいろいろありますが、まず高校の同窓会ですぐに思い出すのは懐かしいあの校舎やグランド、体育館で多感な時期を共に過ごした仲間達の面々。人口5,6万人の宇佐市にある宇佐高校の場合は、小学~中学~高校までの仲間達と考えても良いでしょう。私の中では地元の仲間達という感覚です。
それに対して、大学の仲間達は学びの仲間達、そして社会人になると仕事の仲間達という感覚で、グループとしては異なる位置づけです。
地元の仲間たちは、高校卒業後にそれぞれの夢、将来の礎を築くためにそれぞれの道を歩み始めて、疎遠になった時期もありながらも、それぞれの専門性、処世術を身につけてあの頃とは違う人間になって私の前に現れるのです。とは言っても三つ子の魂百までなので宴席で話せば相変わらずなのです。また同期ではない先輩後輩にしても宇佐平野の米を食べて育ち培った宇佐気質みたいなものは、良くも悪くも共有しているので、損得越えてすぐに打ち解けるのが同窓会の関係性でしょう。

さて、冒頭の切り口、引き出しの話しに戻りますが、私は地元の仲間達との交流からはどちらかといえば多様な切り口を自然に身に付けている気がしています。それだけ、専門性や生きる世界において自分とは異なる多様性が存在しているのです。それに対して、学びの仲間達、仕事の仲間達との交流からはどちらかといえば引き出しを身に付けている気がしています。つまりは、近い業界においての実務的なイロハの話、裏話になりやすい。
いずれにしても、同窓会コミュニティは有意義で面白く、いろんな刺激やパワーをもらえる場として、楽しい時間を過ごしに行っているのです。

宇佐高校を卒業して、
関東圏で頑張っている
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同窓会事務局
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